平成30(2018)年 理事・評議員会、総会 報告

2018年2月27日(火)

会員各位

去る2018年2月21日に開催しました理事・評議員会、総会の合同会では、初めてのご参加の方も含めて40名近くの皆様にご参加いただき、誠にありがとうございました。下記、議案につきまして、可決・承認されましたのでお知らせいたします。
会成立のためのご協力やご参加をいただき、お礼を申し上げるとともに今年度も良いスタートをきることができました。深く感謝申し上げます。

<本件連絡先> サステナビリティ日本フォーラム事務局

〒108-0071 東京都港区白金台3-19-6白金台ビル5F
TEL 070-5598-0295
FAX 03-5423-6921
info@sustainability-fj.org

■開催日:2018年2月21日(水) 理事/評議員会、総会 17時30分~19時00分
■場所:特定非営利活動法人アイ・エス・エル 千代田区紀尾井町4-1 新紀尾井町ビル5階
■参加者:理事11名(うち委任状出席2名)、評議員16名(うち委任状出席11名)、会員48名(うち委任状出席27名)
■議案:第1号議案 総会決議事項(定款第 27 条) 平成 29 年度事業報告および決算
第2号議案 理事会決議事項(定款第 36 条) 平成 30 年度事業計画(案)および予算
第3号議案 総会決議事項(定款第 27 条) 定款変更
第4号議案 評議員会決議事項(定款第 45 条) 理事の選任
第5号議案 理事会決議事項(定款第36条) 評議員の選任
第6号議案 理事会決議事項(定款第66条) 運営委員の選任

当日の理事・評議員会、総会について

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第1号議案から第6号議案のすべてにおいて、滞りなく承認・可決されました。下記は、資料と合わせてご報告したスライドの内容についてご紹介いたします。

平成29(2017)年度の活動ハイライト
1、シリーズ勉強会(全3回)​テーマ「GRIスタンダードを読む会」​
第1回「労働慣行・ディーセントワーク」、第2回「人権」、第3回「腐敗防止」
2、CSR基礎講座
3、GRIスタンダード翻訳プロジェクト
4、GRIスタンダード日本語版お披露目シンポジウム「サステナビリティと情報開示のその先へ」
5、認定NPO法人に向けた取り組み

シリーズ勉強会(全3回)​テーマ「GRIスタンダードを読む会」の開催 P2

GRIスタンダード

これまで手引きや勧告といった捉え方をされていたGRIガイドライン(第1版~第4版)が法令に合わせて活用できる規準(スタンダード)となり、それに伴い、GRIスタンダードを読む会を開催しました。GRIスタンダードは、組織が経済、環境、社会に与えるインパクトを一般に報告する際のグローバルレベルにおけるベストプラクティスを提示するため、20年間に渡り、国際規準作りを行ってまいりましたが、まさにその成果とも言えます。昨年度は、GRIが草案当初より盛り込んできた、定量化が難しく、マイナスのインパクトも大きい社会(経済)項目に焦点を当てた勉強会を開催いたしました。会員専用ページ掲載の簡易レポートは、こちらからご覧いただけます。

CSR基礎講座 P2

昨年も企業のCSR担当者として押さえておきたい基本事項からCSRの本質までを共有するCSR基礎講座を実施しました。新しく講師に迎えて2年目となる元横浜ゴムの金澤厚氏によるレクチャーは、全6回、ほぼ定員(6名)いっぱいの35名(うち非会員は18名)と多くの方に参加いただきました。

GRIスタンダード翻訳プロジェクトの実施 P3

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GRIスタンダードを日本企業の皆様にタイムリーにお届けするため、18社、5の個人・組織のご協賛と3名のピア・レビューアーのご協力を得て日本語版を作成いたしました。

GRIスタンダード日本語版お披露目シンポジウム「サステナビリティと情報開示のその先へ」の開催 P3

264名の皆様にご参加いただき、GRIからもCEOのTimothy J Mohin氏からのビデオメッセージ、 Director of StandardsのBastian Buck氏がオランダから訪日し、講演を行ってくださいました。また、指数選定の基準などさまざまな状況が整った中で、公的にはいち早く年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の考えを一般に広くお伝えすることができました。パネルディスカッションでは、GRIスタンダードの準拠についての質問が最も多く、次いで他のフレームワークとの連携・関係性に対する質問が寄せられました。シンポジウムの簡易レポートは、こちらからご覧いただけます。

認定NPO法人に向けた取り組み P4

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GRI日本フォーラム(旧名称)として、2002年11月18日に国連大学で開催した設立記念シンポジウム「なぜ今、GRIか?」で産声をあげたSus-FJは、おかげさまで昨年、15周年を迎えることができました。これまでにも認定NPO法人を目指し、平成26年には特例認定NPO法人になるなど、努力を重ねてきましたが、この周年記念に合わせて、認定NPO法人へのステップアップを目指すべく、年度内に100名の寄付賛同者を募る取り組みを実施しました。その一環として12月中の寄付月間の公式認定を受け、チャリティーパーティーを開催しました。マルシェの雰囲気で会場内で使える「志(こころざし)コイン」を用意し、寄付をしやすくする工夫を凝らし、Sus-FJだけでなく出店団体にも予想以上の寄付が集まりました。

上記の事業報告に先立ち、話題提供としまして後藤代表理事よりCSRの最新動向の報告なども行いました。また、貴重な意見として欧州や米国といった輸入のものばかりに着目するのではなく、日本古来の価値観や考え方を見つめ直し、持続可能性について真剣に考えなければいけないといったご指摘もいただきました。さらに、議場での静粛な雰囲気と打って変わって、お忙しい合間を縫って30名の皆様にご参加いただいた懇親会では、具体的なご提案をいくつかいただきました。皆様からいただいた貴重なご意見は、月例の運営委員会に図り、具体的な落とし込みをしていきたいと考えています。

乾杯セコム中山様

理事・評議員会、総会可決資料について

下記、改めて理事・評議員会、総会可決資料をご案内いたします。 2月1日時点の事前案内の資料から変更した点を合わせてお知らせいたします。

以上

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